“これから”がいっぱい

有史以来、常に新しいパラダイムを求めて、
或る時は激しく、そして或る時は静かに変化を続けてきた人類の歴史。
わたしたちは考えます。
建築は変容する時代のパラダイムを読み、人間と環境との新たな関係を創造し、その空間化をはかることだと。
しかし、単なる思いつきや流行、安易な妥協から生み出された建築は、
やがて古ぼけ、過去の遺物となるしかありません。
それが永遠に快適であり、そして創造的であるためには、
そこに確かな思想が必要です。確かな主張が必要です。
10年、20年、30年……、たとえ永い月日が経過しようとも、絶えず人を魅きつける何かを感じさせる力。
そんな魅力的な設計・創造こそ、わたしたちが追及して止まない建築です。
〈 都市の未来に役立つ建築物の設計 〉
〈未来に大きな喜びのある建築物の想像〉
という設計・創造への熱い思想をバックボーンに、
わたしたちは未だ見ぬ大きな未来に彩る、素敵な先祖であり続けたいと願って止みません。
フィーネ都市研究所・未来建築研究所———ときめく都市へ、色づく街へ